放射線科の紹介


当クリニック放射線科は、一般撮影装置(立位・座位撮影台、ブッキー撮影台)、CR(コンピューテッド・ラジオグラフィー)、X線透視撮影装置、X線CT(Multi Slice CT)、骨密度測定装置、といった機器構成で検査を行っています。



X線CT


当クリニックではGE横河メディカル製のMulti Slice CTスキャナ「ProSpeedU」を導入しています。

X線CT

造影剤自動注入器


「X線CT:X線コンピュータ断層撮影」は、身体の組織がX線を吸収したり透過させたりする度合いをコンピュータ処理して画像化する検査です。最近はごく薄い断面の撮影も可能となりました。また、X線CTは画像診断装置であると同時に、CT値(X線吸収計数)を測定する”測定機器”という側面ももち、腫瘍や嚢胞などの質的診断に重要な情報をもたらします。

 頭部単純(脳底部)

頭部単純(脳梗塞) 

 腹部造影(動脈相)

 腹部造影(静脈相)


コンソール部

操作室


思えば今から20年ほど前、岡山協立病院に日本で3台目の全身用CTが導入されました。そのころ私は大学卒業したての研修医。週に一日CTの診断に携わりました。岡山県下だけでだけでなく中国地方、四国や兵庫県からも患者が紹介されてきました。とにかくこの地方にCTがなかったのです。私が担当した日には一日20人ぐらいの検査をしていました。今までに診たことも聴いたこともない病気の人たちが紹介されてきました。
 なかでも驚いたのは脳血管障害の診断でした。今までの診断基準では脳出血だろうといわれていたのが脳梗塞であったり、脳梗塞のはずが脳出血であったりでした。癌の診断でもそれまでの診断基準や教科書の記載をひっくり返すものでした。とにかく、めずらしい病気や貴重な症例をたくさん見せてもらいました。CTの担当をしていなければ、これほどの経験はできなかったでしょう。
 今の「小林 純」という医者を形作ってきたものは多くあげられます。腎と透析に取り組んできたこと、ラットの実験腎炎に取り組んだことなどあげればきりがありませんが、日本で3台目のCTとの出会いも大きな要素でした。
 CTを置くことによって、今まで曖昧であった診断をより確かにできる。医療の質を高めることで、患者さんや地域の人たちとの信頼関係も深めることができるでしょう。

院長 小林 純


 腹部大動脈瘤(3D)

腹部大動脈瘤(MIP) 

 透析シャント(3D)

 透析シャント(MIP)


 胸部単純(肺炎)

肺3D像 

 頸椎単純

 頸椎(3D)




CR(コンピューテッドラジオグラフィー)


当院では、コニカミノルタヘルスケア製のCR「RESIUS 110」を導入しています。X線写真をコンピューター処理することにより、濃度差の無い、より診断に適した画像を提供しています。また現像処理を必要としないため、迅速な結果処理が可能です。



PACS(画像配信システム)

左よりセキュリティサーバー、ファイルサーバー、PACSクライアント

I-PACS SX


当院では、コニカミノルタヘルスケア製のPACSサーバー「I-PACS SX」を導入しています。これにより一般撮影・CTでのフィルムレス環境が実現し、撮影終了後すぐに診察室クライアントで画像診断することが可能になりました。また、院内約10カ所のクライアントPCで参照画像を見ることが出来ます。

診察室クライアント (一番右は電子カルテモニター)

各種サーバー

CT操作室

放射線科受付




一般撮影装置


 

 

 

 

 胸部単純写真

腹部単純写真 

手単純写真 

足関節単純写真 


X線一般撮影は、健康診断の胸部撮影などでおなじみの検査で、全身の様々な部分の写真が痛みもなく簡単に撮影できます。
透析患者さんのシャント造影も一般撮影装置を使って検査しています。



X線透視撮影装置



X線を用いてからだの中を透視し,その様子をTVモニターで観察しながら写真を撮る検査です。観察しながら撮影できるのが特徴です。上部消化管X線検査、注腸X線検査などを行っています。

・胃透視検査について
バリウム100〜150ccと発泡剤(胃を膨らませるための薬)を飲んで検査します。検査時には胃や腸の動きをおさえ、きれいな写真を撮影するための薬を注射します。バリウムはX線を吸収し、写真には白く写ります。胃の内壁にバリウムを行き渡らせ、全体に付着させ、様々な角度から胃全体を撮影するため、、撮影の際には患者さんに体位変換をして頂きます。検査時間は約10〜20分程度です。

・検査前の食事と喫煙
胃透視検査の場合、検査前夜21時以降のお食事は避けて下さい。当日の朝は何も飲食せずにご来院下さい。また胃酸の分泌を増やしたり胃の動きを活発にしたりしないよう、検査前の喫煙はさけてください。薬を服用されている方は事前ご相談ください。

・検査後の注意
バリウムの排泄を促すために下剤を飲みます。また、便通を良くするため検査後は水分を多く摂取するようにしてください。白色のバリウム便が出ますが、心配ありません。なかなかバリウム便が出ずお腹が張る方は早めにご連絡ください。

  ここ最近、不景気のせいか、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の患者さんが大変多い様な気がします。世の中ストレスを抱える人が多いみたいですね。潰瘍は治療をすればほぼ間違いなく直ります。潰瘍を繰り返す方も、ピロリ菌の除菌をすることにより、再発しなくなる方も多くいらっしゃいます。また検査に使うバリウムも低粘性の高性能な物を 100cc 〜 150cc 程度飲めば検査できますので、患者さんにとって大変楽になってきています。調子の悪い方は無理して我慢せずに早期発見早期治療をしましょう。




骨密度測定装置

装置本体

測定結果画面


日立アロカ社のDCS-600EXVです。骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の診断に役立ちます。

DCS-600EXVは、橈骨を測定するDXA装置で、
橈骨は加齢による変形が少ないため高齢者の測定に適しています。
皮質骨が主体の骨幹部と海綿骨を多く含む遠位部を1回の走査で測定できます。
検査時間も、従来2〜3分かかっていたものが、30秒程度で測定出来るようになりました。



【来院時の服装、化粧などについて】

手首の撮影など着替えが不要な部位もありますが、撮影する場所が頸部・胸部や腹部の場合、ブラジャーなど金属がついているものは着用できませんので、必要に応じて検査着に着替えていただきます。来院の際はどのような服装でもかまいませんが、脱ぎ着しやすいものが楽だと思います。



放射線科では、皆様の健康に少しでも役立てるよう、「患者さんに優しい検査」をモットーに、
最小限の被ばくで最大限の情報を提供出来るよう、日々頑張っています。
皆様よろしくお願いします。

X線検査を受けると「体に悪いのではないか?」といった質問をよく受けます。
検査によるX線被ばくについてまとめてありますので  → こちらをご覧下さい。


放射線科へのメールは
information@kobakuri.jp
(半角に直してください)
までお願いします。


【健康診断を受けましょう!】
 小林クリニックでは地域の企業の職場健康診断をやっています。現在、年間約20社の健康診断を請け負っています。検診内容は法律で定められた項目に加えて、OPTIONで胃のレントゲン検査や、腹部超音波検査も受け付けています。この検診で超早期の肺癌を発見することもできました。
 6月から11月まで岡山市の検診を実施しています。基本検診、胃ガン検診、肺ガン検診、大腸ガン検診を受け付けています。(胃ガン検診は予約が必要です。)御希望の方は電話で予約をお願いします。