各検査について
<血液検査>
血液は1分で全身を流れ、細胞に酸素や栄養を運び、細胞で不要になった物質を回収する働きをしています。また外から侵入した病原体を排除し、それに対する抗体をつくり、再度病原体が侵入しないようにする働きもあります。血液から、体のどこにトラブルが起こっているかがわかり、結果に異常がなくても、日常の生活習慣を見直すきっかけにもなります。
【貧血などの一般検査】
白血球 赤血球 ヘマトクリット ヘモグロビン 血小板 など

【循環器系検査】
総コレステロール 中性脂肪(TG)HDLコレステロール(善玉)LDLコレステロール(悪玉)など

【肝臓・胆嚢系検査】
GOT(AST) GPT(ALT) ALP γ・GTP LDH 総ビリルビン(T-Bil) ZTT TTTコリンエステラーゼ(Che) TP(総タンパク)アルブミン HBs抗原 HCV抗体 など

【腎機能検査】
BUN(尿素窒素) クレアチニン Na Cl K  など

【糖尿病検査】
血糖 HbA1c(ヘモグロビンA1c)

【痛風検査】
尿酸(UA)

【腫瘍検査】
PSA(前立腺ガン検査) CEA(大腸ガン検査) AFP(肝臓ガン検査) など

【その他】
甲状腺検査、炎症反応、リウマチ、アレルギー、血液型などの検査もあります。
※検査の項目により、結果がでるまで1〜7日くらいかかるものもあります。
※検査項目についての説明書きがあります。ご希望の方は医師・スタッフに声をかけて下さい。

<尿検査>

尿にタンパクや糖、血液(潜血)が出ていないか、比重やpHなどを調べます。これにより、腎疾患・糖尿病・膀胱の病気などが発見されます。

※結果は、尿提出後すぐにわかります。
 


<心電図(EKG)>

心臓の波形を調べる検査です。不整脈、心筋梗塞、狭心症などの診断ができます。両手首・足首・胸部に電極をつけて記録します。

※電極装着部をアルコール綿でふいて装着します。アルコールかぶれ、発赤などの出やすい方は、スタッフに声をかけて下さい。

 


<超音波検査(エコー検査)>

超音波を用いて体の内部を観察します。患者さんには横になっていただき、痛みなどの苦痛がほとんどない検査です。超音波用ゼリーを検査部位に塗り、超音波を送受信する部分(探触子)を直接皮膚に当てて検査を行います。

【上腹部】
肝臓 胆嚢 腎臓 膵臓 脾臓 など

【下腹部】
膀胱 前立腺 子宮 卵巣など

【その他】
甲状腺 頚部や下肢の血流なども検査できます。

検査時間は、約5〜10分
注意事項:おなかのエコーは、絶食で行います。
下腹部のエコーは、膀胱内に尿がたまった状態で行います。 

これは、腎臓の画像です。腎臓の大きさは握りこぶし大、そら豆に似た形をしていて、おなかの後ろ側に左右1つずつあります。

これは、下肢の血管で、赤くなっている部分が血流です。


<ピロリ菌検査>
胃炎、胃・十二指腸潰瘍、胃ガンの原因とも言われている「ヘリコバクター・ピロリ菌」の感染の疑われる患者さんに行います。
当院で行っている検査は、バッグに息を吹き込み、呼気を測定する簡単な検査です。(尿素呼
気試験)
 薬(特殊な尿素製剤)を飲む前に一度呼気を採取(服薬前)し、飲んだ後20分してから再
び呼気を採取(服用後)します。患者さんには負担がほとんどありません。
検査時間:25分
※結果がでるまで、1〜2日かかります。

【除菌治療】
ピロリ菌陽性の場合に行っています。潰瘍の再発防止のために行う治療です。抗生物質・潰瘍
の薬3種類を組み合わせて1週間服用します。文献では、除菌成功率80〜90%といわれています。医師とご相談下さい。
※ 除菌治療から1ヶ月後、除菌できているか確認のため、再検査を受けられることをお勧めします。

【ヘリコバクター・ピロリ菌感染の診断・治療の対象患者】
1.内視鏡又は造影検査において胃潰瘍又は十二指腸潰瘍の確定診断がなされた患者
2.胃MALTリンパ腫の患者
3.自発性血小板減少性紫斑病の患者
4.早期胃癌に対する内視鏡的治療後の患者
5.内視鏡検査において胃炎の確定診断がなされた患者
※ 上記1〜5に該当しない方は保険診療の対象外です。
※当院では自費での検査・治療は実施しておりません。


<便検査>
大便はそのほとんどが消化吸収された食物残渣ですが、大腸の消化管粘膜からの出血や伝染病などの病原菌の有無を調べることができます。

【便潜血検査】
男女共、年々大腸ガンが増加しています。食生活が欧米化、特に動物性脂肪やタンパク質のと
り過ぎが原因ではないかといわれています。この検査は、便への出血の有無を調べ、大腸がん
、大腸ポリープなどの診断の手がかりになります。スティック状の採便棒を便に挿して便を採取します。

※ 一般健診の方は1回法、岡山市健診を受けられる方は2回法となります。その他の方は医師の指示により異なります。
※ 結果がでるまで1〜2日くらいかかります。

 
【便細菌検査】

病原性大腸菌(0−157など)、サルモネラ等の病原性細菌など、各種細菌感染や伝染病の
診断に用います。
容器のふたにスプーンがついています。それで少量採取します。


※結果がでるまで2〜5日くらいかかります。


<パルスオキシメーター>
呼吸によって空気中のO2が体にきちんと取り込まれているかがわかります。指にクリップを挟むだけで、血液中のO2量を瞬時に測定できます。

肺疾患(慢性気管支炎、喘息、肺炎、肺気腫など)、在宅O2療法の必要な患者さん、緊急医療
時のモニタリングなどに用いる検査です。



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